特別講演「平安時代の文体―漢文・変体漢文― 漢文訓読文・和漢混淆文―」12月20日

特別講演


「平安時代の文体―漢文・変体漢文―
漢文訓読文・和漢混淆文―」


田中 幸江


二松学舎大学 非常勤講師
チュラーロンコーン大学日本語・日本文学専攻修士課程客員講師
客員教授

 


(使用言語:日本語)

 

日時

2010年12月20日(月)10:30-12:00

 

場所

チュラーロンコーン大学文学部
ボロム・ラーチャ・クマリービル7階708号室

 

主催

チュラーロンコーン大学文学部日本語講座

 

講演内容紹介


平安時代の日本語は、源氏物語のような「大和言葉」と漢文を読む「漢文訓読語」との
あいだに、はっきりとした差異があった。その後の日本語は、その大和言葉を漢文訓
読語が侵食してゆく経過をたどってきた。なぜなら、日本人の思考は、漢文脈を基礎
にしてなされてきたからである。

この講演では、文学・史学・哲学の分野で、日本人はどういう漢文著作を残してきたか
を概観し、その解読によってできる新しい日本研究の方向づけを行ないたい。また、漢文
訓読語が大和言葉を侵食する過程について、例をあげてその大きな流れをお話するので、
日本語の歴史や現代日本語のあり方に関心を抱く方々にもお聞きいただけるものと思う。